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大中心カド属.チョウ(田中まさし)
原作者 田中まさし





特徴
頭部から細い足等、昆虫の雰囲気が伝わってくる作品である。
青線の縦分子図をみるとザブトン折をしてからザブトンツルを折ったような、
いわば、ザブトンザブトンツルといった構成になっている。ザブトンツルというのは、
素直な折線で、折りやすく、そういう意味で素性の良い基本形 と
いえるが、この作品のザブトンザブトンツルもその性質が生きていて、基本形まで
折るのが素直にできる折線になっている。ただし、基本形までは簡単に折れても、
そこから、この作品のように造形をまとめるのは大変であることは言うまでもない。
分類は赤線の横分子をみると中央の正方形と直接それを取り囲むX字型の帯領域が
結構大きく中央からのカドを折り出していて、その周囲にカドが群生するという意味
で大中心カド属の作品群と共通していると思うが、羽の部分は例外的である。