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キリン属.うさぎ(小松@『折紙探偵団コンベンション折り図集vol.6』)
原作者 小松英夫



特徴                  
かわいい、うさぎさんである。のどのところの色が白くなっているところなどの
細かいところにも注目したい。
この作品の展開図は図2のようになっていて、なにやら可愛い外見とはちがう独特の
雰囲気をかもし出している。


図2のままでは解釈が困難なので、折線を前処理して、
簡略化できるところを簡略化したのが図3である。これでも、まだ、足から尾に
かけての折線がわかりにくいので、一気に整理したのが図4になる。
図2から図3にするときの操作は一定の規則に従って行っている。
図3から図4にするときの操作は、やや強引かも知れないが、図4の展開図の妥当性の
根拠は、実際に折ると、図4からも、それほど苦労せずに うさぎ に到達できる
ということである。
図4までくれば通常の縦分子分解(図5)と横分子分解(図6)ができる。
横分子の配置から、この作品の分類上の位置は龍亜科と判断される。
更に、中心線に沿って、魚のひらきのように平らになることがないのでキリン属に
近いと思う。
この作品にもレプタイル性が感じられる。