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折凧属.リス(小松@『折紙探偵団コンベンション折り図集vol.3』)
原作者 小松英夫



特徴                  
大きな尾に特徴がある作品である。展開図は前半身と後半身に分けることができる。
頭部の一値分子の様子を展開図を図3に示す。




前半身の頭部は一値性が強いがそこからの各部の折りだしは
一値性のカドを利用するというよりは、造形操作で
形を整えるという感覚が強いと思う。
胴と尾の連結部分は折り線を単純化すると図4のようになっており、中割り折りに
還元できる。この中割り折り的部分は足の折り方とリンクしている。

この作品は折線の最初の位置決めがレプタイル的というか、前川原子的であって、
さらに前川原子を発生するような折り操作(各折線間の角度が90/4度の整数倍)で
構成されているために、実際に折ってみるといろいろな折り線があちこちで予定
調和的にそろったり、同じ点に集まったりする、レプタイル的性質が現れている。