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四隅大カド内小カド属.ザリガニ1(目黒)
原作者 目黒俊幸



特徴                  
ザリガニはカドが多く設計向きの形態をして
いるといえなくもないのだが、はまってしま
うと、結構てこずったりするテーマでもあっ
たりする。そこでザリガニを設計するときの
基本的な考え方を述べてみる。
ポイントは円領域の配置である。
要するに、本物のザリガニをマネて、
用紙上部から順に
触覚、はさみ、足、足、足、足(ザリガニは
足が片側4本である)、尾、というように円
領域を配置したら後からちょっと苦労する
可能性があるのである。それはなぜかという
と、断言はできないのだが、
触覚とはさみの大きい円領域が接近していて
それとは別に4本足の小さな円領域が集まっ
ていては、領域円の大小のバランスが悪くて
効率的な用紙使用ができないのである。
この解決法は、この場合は、触覚とはさみの
間に足を配置することである。
ちょうど大きな円領域の隙間を小さな円領域
が埋めているような配置になって、用紙が
効率的に使えるのである。
なお、この作品は内部の足の使い方に
ちょっと特徴があって、非左右対称的な
使い方をしている。上図で色分けして示して
いるのでご覧下さい。