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ザブトンブタ属．カブトムシ（田中まさし）
原作者　田中まさし　







特徴　　　　　　　　　　　　　　　　　　
しっかりしたタッチを感じるカブトムシである。
この展開図は青線の縦分子を見ると、龍属．龍（前川＠ビバおりがみ）と一見似ている。
ただし、この作品は龍の胴体を真っ二つに折った構造になっており、赤線の横分子的に
用紙の使い方等を見るとむしろザブトンツルに近縁である。横分子図では２本の帯領域
があるのがわかるが、これは造形上の影響は比較的少ないので無胴綱として分類した。
足の折り出し方で、２本の足が近い所から出て（前・中足）それと離れて後足が出て
いるはずだが（多分）、その分足の付け根部分がすっきりと見える。
ザブトンツル属とはちょっとちがった、ザブトンブタ属特有の雰囲気も楽しめる作品
と思う。